2012年2月19日日曜日

「セシウム」入り食材の調理法(再掲載)セシウムの吸収量が少ない野菜(同左)

最近の食品の汚染記事の多さに心配しています。汚染食材の調理方法を、再掲載します。
参考になさってください。去年の9月の記事です。

「セシウム」入り食材の調理法

私は、耳に(目?)たこが出来るほど申し上げました。キノコ狩りは止めてください。
川魚も、ダメですよ。学者には、大丈夫と言う人もいます。学者が、アテにならないのは学習済みですよネ??
★追記 その後、鹿・イノシシの汚染も報道されました。栗・柿の汚染も報道されました。
 「キノコ」 「山菜類」 「川魚」 「鹿肉」 「猪肉」 「栗」 「干し柿」 「干し芋」(関東東北産)
 これらもは、食べてはダメです。山・野原・川で採れる物は原則、ダメと言う事です。
 春は、山菜に季節です。ダメですよ。「タケノコ」は、汚染のヒドイ食物です。

さて、調理法です。意外と簡単です。
埼玉大学非常勤講師・安田節子さんの解説
(月間・宝島10月号から引用)

肉類は、省略。外国産にして下さい。

<野菜・果物>

キャベツ
外側の葉を捨てる。水洗いして茹でると55%除去できる(ストロンチウム)

トマト
食塩水(1%)で洗うと、20~60%のストロンチウムが、茹でると51~92%のヨウ素が減る。

キュウリ
ストロンチウムについて、水洗いで50%以上除去できる。

ナス
同上

玉ねぎ
皮をむき、水洗いして茹でると、ストロンチウムが37%減る。

ほうれん草・しゅん菊
よく水洗いし、湯がいて水にさらしアク抜きすると、ヨウ素やセシウムが50~80%減る。

ニンジン
セシウム、皮むきで55%減る。ストロンチウムは更に茹でると19%減る。

ブロッコリー
セシウムは、水洗いで90%減る。茹でると90~95%減る。
ストロンチウムは、茹でると、70~90%減る。

キノコ
食べないでください。書きません。

ナシ・モモ
水洗いして皮をむく、ナシはストロンチウム20%減る。
モモは、セシウムが97%減る。

(注意)全部、煮汁は捨ててください。味付けの時は、ペットボトルの清潔な水を使います。

※酢漬け・塩漬け
浸透圧の利用で放射性物質を排出できる
キュウリのピクルス 放射性物質が90%減る
キャベツの酢漬け ストロンチウムが30~60%減る。

<魚介類>
水で洗う、塩や酢を使い下処理する。<煮て煮汁を捨てる。>
頭、内臓、骨は、最初に取り除く。
これで、かなりの除去が可能。

※但し、取れた海域に十分、ご注意ください。調理法以前の問題です。
※他の農作物についても同様です。汚染のヒドイ地域は避けるのが賢明です。

<米>
精米するとセシウム65%減、ストロンチウム60~90%減
水で研ぐと、セシウムもストロンチウムも更に50%減
<小麦>
製粉で放射性物質80%減
パン・うどんへの加工でセシウム70~80%減

<加工乳製品>
クリーム、放射性物質94%減
チーズ・バター ほとんど移行しない。セシウムが水溶性のため、油には行かないため。

※水洗い、皮をむく、酢漬け、塩漬け、水煮(煮汁を一回捨てる)
 これが、放射性物質を減らす基本。特に、煮汁を捨てるのがポイント


※以上の事を書いた冊子
「食品の調理・加工による放射性核種の除去率」
公益財団法人・原子力環境整備促進・資金管理センター
http://www.rwmc.or.jp/library/other/kankyo/

サイト内「環境パラメーター シリーズ4」参照


セシウムの吸収量が少ない野菜


Security.jp
http://infosecurity.jp/archives/10046

キャベツはセシウム-137が最も蓄積されやすい野菜のひとつ

神奈川県横浜市の学校給食委員会が2011年5月分の給食用物資として福島産のキャベツを使用すると公表しているが、ウクライナのチェルノブイリ原発事故による被災者の支援活動を行っているNPO法人「チェルノブイリ救援・中部」(本部・名古屋市)の報告によると、キャベツは放射性物質のセシウム-137が最も蓄積されやすい野菜のひとつであることがわかる。
<クリック すると拡大できます>
セシウム137の野菜への蓄積
[pdfファイル:セシウム137の野菜への蓄積(NPO法人チェルノブイリ救援・中部)]
カラシナ、クレソン、キャベツ、ダイコンなどがセシウム-137が蓄積されやすく、トマト、ナス、カボチャなどが比較的蓄積されにくい野菜のようである。
‐汚染地区の土壌浄化策‐

同NPO法人は2007年から現地の大学と共同で土壌浄化策としてセシウム-137やストロンチウム-90を根から吸収するナタネを栽培し、ナタネの油粕からバイオエネルギーを取り出し、バイオガス燃料などとして利用するプロジェクトを実施している。

ブログ
みんな楽しくHappy♡がいい♪
野菜の種類で放射能の吸収率は違うのか・・・
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-396.html


これによると、比較的放射性物質吸収率の少ない野菜は、次の通り。
トマト、ナタウリ、ナス、カボチャ、キュウリ、ニンニク、ネギ、タマネギ、ニンジン、ピーマン他に、農水省データによると、ホウレン草、レタス、ダイコン
である。
果物類は、比較的少ない。

産地直送野菜情報(九州から)
①削除

http://corporate.radishbo-ya.co.jp/radish-lp37i/index.html?P=ml4998&utm_source=google&utm_medium=cpc&wapr=4e4a8dd1

http://www.kumamoto-food.com/products/detail.php?product_id=202&gclid=CLmhw_KR1KoCFYJKpgodqUhs0w


食品の検査についての情報(再掲載)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
他の会員さんの話では、現在、食品の検査機械が全然足りないようです。
そのため、生鮮食品と加工食品の汚染情報が出てこないのだと思います。
検査機器が、NPO・行政などに配備されると今後、ドンドン増えると思います。

今までは、検査機器が足りないので検査されていない、と言う事のようです。
従いまして、my日記「安全な食品について」について、よくお考え頂きたいと思います。

汚染情報が、出ていないから「安全」と言う事では、全くありません。
汚染されている、と考えて対応した方が良いと思います。

又、汚染食材は基準値以下なら、外食産業・コンビニとスーパーの惣菜と弁当、加工食品、町の食堂など飲食店などでも使用されています。この点にも、十分ご注意ください。

わが子・わが孫を守るのは、『ご自分』しかいない。この事を改めて肝に銘じてください。
又、お子さん用の食品は、ある程度「備蓄」しておいた方が良いと思います。
一旦、パニックが発生したら、安全な食品は、即、売り切れます。

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